ミクロの世界~デンプン色々~


こんにちは、シーナです。

皆さん、突然ですが、”ご飯のお供”で一番好きなモノは何ですか?
シーナはダントツで”とろろ”です。
山芋をすりおろしてご飯にのせるアレですよ。
自然薯、大和芋、長芋などをまとめて山芋と呼ぶらしいですが、シーナは断然、大和芋が好きですねえ。
滑らかで濃厚で、とても美味しいです。

でも残念ながら大和芋を触ると、いつも手が痒くなっちゃいます。
原因は針のようなトゲトゲのシュウ酸カルシウムというものが含まれていて、皮膚に刺さるからだそうですよ。
でも、じゃが芋やさつま芋は触っても痒くならないですよね?

そこで今回は色々な種類の芋をSEM(電子顕微鏡)で観察してみました。

まずは大和芋です。
大和芋のSEM写真1
この針のようなものがシュウ酸カルシウムですね。
見ているだけで手が痒くなってきたような・・・。

 
次は大和芋に含まれているデンプンのSEM(電子顕微鏡)写真です。
大和芋のSEM写真2
いっぱい丸いものがありますねえ。
食いしん坊のシーナはやっぱり食べ物に見えてきました。
イクラですね。

 

さらに拡大しまました。
大和芋のSEM写真3
上のSEM(電子顕微鏡)写真ではデンプンの形はまんまるなのかと思いましたが、拡大すると四角っぽいものや細長いものもありますね。

 

次にじゃが芋を観察しました。
じゃが芋のSEM写真1
じゃが芋にはシュウ酸カルシウムは見つかりませんでした。
デンプンの形も大和芋と比較すると大きさがバラバラですね。

 

こちらも更に拡大しました。
じゃが芋のSEM写真2
これは、えんどう豆みたいな形ですね。

 

次はさつま芋です。
さつま芋のSEM写真1
たくさんのデンプンはありましたが、シュウ酸カルシウムは見つかりませんでした。

 

こちらも拡大しました。
さつま芋のSEM写真2
大和芋やじゃが芋と比較するとデンプンの形がつぶれてるように見えますね。

 

 

3種類のデンプンのSEM(電子顕微鏡)写真を並べてみました。
 

大和芋のSEM写真3 じゃが芋のSEM写真2 さつま芋のSEM写真2
上:大和芋
中:じゃが芋
下:さつま芋

こうして並べて見ると、デンプンの形や大きさは芋の種類によって違いがあることが分かりましたね。

そして、手が痒くなる原因のシュウ酸カルシウムは大和芋にしか見つかりませんでした。

さて、大和芋を触って手が痒くなってしまった時の対策ですが、お酢やレモン汁で手を洗えば痒みがおさまりますよ。
また、冷凍してからすりおろすと手が痒くなりにくいらしいです。
でもシーナはすりおろしてから解凍までの時間が待っていられず、この方法は試したことがないので、効果の程は分かりませんが・・・。

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シーナ

シーナ

<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった
シーナ

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<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった

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