ミクロの世界~珪藻あれこれ~


こんにちは、シーナです。

ヤギーさんが観察していた水菜に藻が発生したため、藻のSEM(電子顕微鏡)写真を撮影、との指令がシーナに下りました。

藻を観察しろ、と言われてもねえ・・・・、どうやって水に浮いている藻を採取しようかなあ。

 

まず、スポイトで藻が発生している水を採取しました。
藻の採取写真-1

 

 

採取した水をマイクロチューブに入れます。
藻の採取写真-2

 

 

遠心機を用いて藻を沈殿させた後、上澄み液をスポイトで吸出しました。
この操作を繰り返し、藻を集めました。
藻の採取写真-3

 

 

次にSEM(電子顕微鏡)は水分が苦手なので、乾燥機を用いて水分を蒸発させました。

この乾燥させたものがこちら。抹茶パウダーみたい。
藻の採取写真-4

 

 

 

そしてSEM(電子顕微鏡)で観察してみました。
藻のSEM写真-1
色々な形のものがありますね。

それでは更に拡大してみましょう。

 

藻のSEM写真-2
これは珪藻ですね。
調べてみると、フネケイソウというよく見られる種類らしいです。
珪藻とは藻類のなかで細胞の周りに珪藻質(ガラス質)の殻を持つものだそうです。
植物プランクトンと呼ばれているものの大部分は珪藻らしいです。

 

藻のSEM写真-3
更に拡大しました。
顔みたいでちょっとカワイイですね(ヌリカベっぽい?)。

 

藻のSEM写真-4
これもフネケイソウですね。
タテに重なっていて、ハンバーガーみたいです。

 

 

藻のSEM写真-5
フネケイソウに似ていますが、よく見ると模様が違いますね。

 

 

藻のSEM写真-6
これも珪藻のようですが、フネケイソウと比較すると2倍以上サイズが大きいです。

 

 

藻のSEM写真-7
これも珪藻なのかなあ。小判みたいですね。

シーナが珪藻かも、と思ったのはこの4種類なのですが、その他にも”なんだこれ?”と思ったものがあったのでご紹介します。

 

 

藻のSEM写真-8
ヘッチョコ団子に似ています。
この写真を見たとき、”ヘッチョコ団子に似てる~”と喜んで話していたら、周囲のみんなは”何それ?”という反応でした。
あれ?ヘッチョコ団子ってあまりメジャーじゃないのね。

ヘッチョコ団子とは、団子を丸めるとき指で真ん中を少し凹ませる団子ですが、この凹みがヘソの凹みに似ていることから名前がつけられたらしいです。
主に岩手県で食べられているお団子ですね。(シーナは北関東出身、北関東在住ですが)

 

 

藻のSEM写真-8
同じようなものが4個並んでいます。
表面にブツブツがあり、ちょっと虫に見えて嫌だな~。

 

藻のSEM写真-9
これは、カーネーションっぽくみえませんか?

 

もしかして上の3種類も珪藻なのかもしれませんが、珪藻は種類が多く探しだすことができませんでした。

 

今回はヤギーさんが栽培している水菜の藻のSEM(電子顕微鏡)写真のご紹介でしたが、想像以上に色々なものが観察出来ました。

次は川や沼の石に付いている藻を観察してみたいなー、と思いました。

 

 

 

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シーナ

シーナ

<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった
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<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった

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