ミクロの世界~網戸についた虫の卵~


こんにちは、シーナです。

 

シルラボリソースに使用出来る、何か面白いSEM(電子顕微鏡)写真がないかなーと、過去に撮影したSEM(電子顕微鏡)写真を見直していたところ、ありました。
これはぜひみなさんに見て頂きたいというものが!

 

それは去年の秋頃に撮影したものなのですが、シルラボの部屋の網戸に虫の卵がくっついていました。
網戸に産みつけられた卵-1
直径は1mm位の白い卵です。(写真では黒く写っていますが・・・)
シーナは見てませんが、蛾が網戸にへばりついていたという目撃情報がありましたので、蛾の卵かもしれません。

 

数日後、卵から幼虫が孵りました。
網戸に産みつけられた卵-2
小さい毛虫のようなものがうごめいています。

 

 

まずは卵のカケラをマイクロスコープで観察してみました。
虫の卵のマイクロスコープ写真-1
鳥の卵のようにみえますね。

 

そして虫自体もマイクロスコープで観察しました。
虫のマイクロスコープ写真-1
毛だらけですね。

 

 

次は、孵ったばかりなのに大変申し訳ないのですが、SEM(電子顕微鏡)で観察してみました。

幼虫SEM写真-1
頭でっかちですね。
SEM(電子顕微鏡)は装置内が高真空になるので、もしかしたら身体の方は縮んでしまったのかもしれません。

 

 

幼虫SEM写真-2
顔付近を拡大しました。
単眼が片側に5個集まっていますね。
おや?少し離れたところにも単眼に似ているものがありますね(写真の赤い矢印の箇所)。
形が似ているので、これも単眼なのかな?

 

 

幼虫SEM写真-3
単眼を拡大しました。
単眼の周辺は細かいデコボコがあり、ザラザラしているように見えますね。

 

そして、そして、今回のリソースで一番皆さんに見て頂きたかったSEM(電子顕微鏡)写真がこちら。

じゃじゃじゃーん。

虫の卵のSEM写真-1
幼虫が孵った後の卵のカケラです。
自分でいうのも何ですが、美しい・・・。
なんか神秘的ですよね!

 

 

虫の卵のSEM写真-2
拡大しました。糸のようなものが絡まっています。
そして、表面はゴルフボールみたいにデコボコですね。

 

 

虫の卵のSEM写真-3
更に拡大しました。
デコボコの穴は大小2種類の大きさがあるようですね。

ゴルフボールのデコボコは、より遠くに飛ばすためにあるらしいのですが、この虫の卵のデコボコは何のためにあるのかな。

シーナの想像ですが、網戸から卵をはがす時、なかなかはがせなかったので、このデコボコがくっつく力を強くしているのでは?それとも強度を保つためかなあ?

どなたか、正解を知っているかたは是非教えてください。

 

 

 

The following two tabs change content below.
シーナ

シーナ

<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった
シーナ

シーナ

<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)