ミクロの世界~ダンシング胞子~
こんにちは、シーナです。
先日、シルラボの敷地内につくしを見つけました。
春ですねえ。
前回は花粉のSEM(電子顕微鏡)写真をご紹介しましたが、今回はつくしの胞子を観察してみました。
この写真のように穂が開ききっていると、つくしの胞子はもう放出されてしまっています。
穂が開ききっておらず、緑色が見えるつくしから胞子を採取しました。
まず、マイクロスコープで観察してみました。
そのまま見ると、緑色の粉にしかみえませんでしたが、拡大すると白い糸のようなものが出ています。
これは弾糸というらしいです。
しばらく観察すると弾糸がうねうねと動きました。
弾糸は湿度が高いと丸く縮み、湿度が低くなると伸びるので、シーナの息の湿度に反応して動いたようです。
弾糸が動く様子もお見せできればいいのですが、動画で撮影しなければいけないのでヤギーさんの次回のリソースに期待しましょう。
さて、SEM(電子顕微鏡)でも観察してみました。
マイクロスコープの観察より弾糸の形がよくわかりますね。
次に、胞子を1個ずつ観察しました。
いろいろな形がありますね。シーナは踊っているように見えるものが多いと思いました。
皆さんはどのように見えたでしょうか?

シーナ

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