ミクロの世界~ひっつき虫がひっついた~


明けましておめでとうございます。
今年もシルラボ&シーナをよろしくお願いいたします。

 

さて,新年そうそう不快なことが。
知らないうちに何かがシーナの作業服についていたのです・・・。
冬になると,よく見かけるアレですよ。
ひっつき虫-1
そう,ひっつき虫。
シーナについたひっつき虫は
トゲで果実がつくタイプ「センダングサ」の一種のようです

 

ひっつき虫-2
花は黄色でかわいいのに,だんだん成熟してくると
いつの間にか衣服について厄介だわね。

 

 

でもシーナは転んでもただでは起きません。
ひっつき虫のSEM(電子顕微鏡)写真を撮影してやるわよ。
ひっつき虫のSEM-1
先端部分のSEM(電子顕微鏡)写真です。
たくさんトゲトゲがありますね。
”ノギ”というらしいです。
まるで魚を突くモリのような返しです。
これが衣服につくとなかなか取れない仕掛けなのね。

 

 

ひっつき虫のSEM-2
先端部分をさらに拡大しました。
これが大きくて皮膚に刺さったら
痛そうですよねー。

 

ひっつき虫のSEM-3
先端からだんだん根元のほうに移動しました。
先ほどと同じ向きで観察していますが
トゲトゲの方向が変わりましたね。
先端部分は下方向にトゲトゲがありますが
いつのまにか上方向になっています。

 

どこで変わったのかしら・・・?
あ,ここですね。
ひっつき虫のSEM-4
二またに分かれている部分から変わっているようです。
シーナの想像ですが,トゲトゲが上下両方の向きにあることで
一層,ついたら離れなくなるのでは?

 

 

ひっつき虫のSEM-5
さらに根元のほうを観察しました。
トゲトゲは無いですが
表面がザラザラしているように見えます。

 

ひっつき虫のSEM-6
拡大するとますますザラザラしていますね。
きっとこのザラザラも,ひっつく役目をしているのでしょう。

ひっつき虫という名前だけあって
ひっつくのに工夫した構造なのね,というのが
今回の感想です。

 

シーナは北関東出身で
子供のころから”ひっつき虫”とか”どろぼう”と言っていましたが
周辺で調査したところ”ばか”という呼び方もあるみたいですね。
”どろぼう”を知っている人はほとんどいませんでした。
地方によっていろいろな呼び方があるらしいですが
みなさんは何て呼んでいますか?

 

 

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シーナ

シーナ

<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった
シーナ

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<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった

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