ミクロの世界~付箋紙の粘着剤~


こんにちは,シーナです。

世の中にはたくさんの便利なものがありますよね。
仕事でよくお世話になる付箋紙もその一つ。
気軽に貼れて,きれいに剥がせる,
なんて便利なスグレモノなのー!

今回はそんなスグレモノの付箋紙の
SEM(電子顕微鏡)写真を撮影してみました。
使用したのは一番有名な『ポス〇・〇ット』です。

付箋紙は表面に丸い粘着剤がついていて,
貼っていない時はこの粘着剤が丸い形のまま存在していて,
貼った時は粘着剤が潰れて広がることによりくっつく,
そして剥がすとまた元の丸い状態に戻る,
という仕組みらしいです。

ふーん,そうなのね。
シーナが持っている付箋紙はノーマルタイプと
強力タイプですが
両方ともベターっと粘着剤がついているように見えます。
SEM(電子顕微鏡)で観察したら
丸い形が見えるのかしら・・・?。

その前に粘着剤の成分が知りたいわね。
久しぶりにFT-IRに登場願いましょう。

 

ノーマルタイプの粘着剤FT-IR

 

強力タイプ粘着剤のFT-IR
上:ノーマルタイプ
下:強力タイプ

FT-IRスペクトルを見ると
ノーマルタイプも強力タイプも
アクリル系の粘着剤を使用しているようですね。
まるっきり同じモノというわけではなさそうですが。

 

 

さて,本題に戻ります。
まず,ノーマルタイプを観察してみました。ノーマルタイプ付箋紙のSEM-1
あ!
丸いものがたくさんあります。
これが粘着剤ですね。

 

つぎは強力タイプです。
強力タイプ付箋紙のSEM-1
先ほどのノーマルタイプより
明らかに粘着剤が多いです。

 

ノーマルタイプと強力タイプを
同じ倍率で拡大して並べてみました。
ノーマルタイプ付箋紙のSEM-2 強力タイプ付箋紙付のSEM-2
上:ノーマルタイプ
下:強力タイプ

こうして拡大して比較すると
一つ一つの粘着剤のサイズも違いますね。
そして,強力タイプは見た目にも”強力”って感じがします。
付箋紙は便利なスグレモノだけど
仕事で提出した書類に貼ってあると
ドッキとしますよね。
だって,付箋紙が貼られて戻ってくる書類って
ほとんどが訂正,修正,やり直しの
メモなんだもん。
ドッキとするのはシーナだけかなぁ。

 

 

 

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シーナ

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<お仕事>シルラボの電子顕微鏡観察担当<専門> SEM/EDX、IRを使用した異物の調査<趣味>国内外旅行、食べ歩き<特徴>ちょっと茨城弁が強い、喋ると残念な人らしい・・・<最近の出来事>虫を見ると捕まえてついSEM観察してしまうので、虫が寄って来なくなった
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