身の回りの「VOC」 VOCは人工的に作られたものだけではありません | シルラボ お部屋の空気クリニック

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身の回りのVOC

VOCというと人工的につくられた化学物質のイメージが強いですが、自然界にも多く存在します。

 皆さんご存知のとおり、日曜大工などで使用する塗料や接着剤からはVOCが発生しています。塗料や接着剤は、建材や建具、家具類(棚、ベッド、学習机など)、電化製品(テレビ、パソコンなど)、包装容器、カーペットなど、生活に欠かせないモノに広く利用されていますので、最も身近なVOCといえます。新品の家具を購入したときに感じる「なんとも言えないにおい」、これらの多くは接着剤などから発散するVOCによるものです。
 その他にも、合成洗剤や消臭剤、本などの印刷物、整髪料、香水、マニキュア、タバコの煙など、VOCは様々な生活用品から発散されています。

 VOCというと人工的につくられた化学物質のイメージが強いですが、自然界にも多く存在します。ホルムアルデヒドは天然の木や植物(シイタケや果実類など)にも含まれていますし、木が発する「良い香り」成分も揮発性の有機化合物ですので、VOCに分類されます。

塗料・接着剤

 トルエン、キシレンなどのVOCは、乾燥しやすく(揮発性)油汚れを落としやすい(新油性)特徴があることから、塗料や接着剤の溶剤、油落としの洗浄剤などに多く利用されています。また、接着剤の樹脂には、ホルムアルデヒドを原料としているものもあります。

環境省ホームページに掲載されている「かんたん化学物質ガイドシリーズ」の「塗料・接着剤と化学物質」
http://www.env.go.jp/chemi/communication/guide/
天然木材(無垢材)

 ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドは天然木材からも発散されています。 また、“木の香り“の成分であるモノテルペン(ピネン、リモネンなど)やセスキテルペン(コパエンなど)のテルペン類もVOCに分類されます。

(独)国立環境研究所ホームページ「環境儀No.40 VOCと地球環境」
http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/40/02-03.html

次に、身の回りにどんなVOCがあるのか見てみましょう。