お部屋の空気の測定方法(パッシブ法)と、使用する器具(パッシブサンプラー)のご紹介 | シルラボ お部屋の空気クリニック

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 シルラボでは、学校環境衛生の基準(文部科学省)と住宅品確法(国土交通省)で採用されているパッシブ法(拡散方式)でお部屋の空気を調査します。

パッシブ法とパッシブサンプラーについて

 パッシブ法は「パッシブサンプラー」と呼ばれる捕集管でVOC類を捕集する方法で、お部屋の空気に存在するVOC類の平均的濃度がわかります。この方法では、捕集管を吊り下げるだけでどなたでも簡単にサンプリングができます。そのため、専門業者がお部屋に出入りすることもありませんし、煩わしい日程調整も不要です。

パッシブサンプラーは捕集するVOCがに合わせて2種類使用します
  • パッシブサンプラー DSD-DNPH 調査対象:アルデヒド類
    パッシブサンプラーDSD-DNPH
    アルデヒド類(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド)

     アルデヒドは、揮発性が高く非常に不安定な物質です。そのため、DSD-DNPHでは、捕集と同時に誘導体化という手法で安定な物質に化学的に変化させます。捕集されたアルデヒドは、溶剤で抽出してHPLCという分析装置で分析します。

  • パッシブサンプラー VOC-SD 調査対象:アルデヒド類を除くVOC
    パッシブサンプラーVOC-SD
    アルデヒド類を除くVOC(トルエン・キシレン・など)

     VOC-SDは、アルデヒド類を除くVOC(トルエン、キシレンなど)の捕集に適しています。捕集されたVOCは、二硫化炭素で抽出してGC/MSという分析装置で分析します。

 シルラボでは、世界的に評価の高いシグマアルドリッチ製の高精度なパッシブサンプラーを採用しています。ご家庭のお部屋の空気調査に使用する場合、1空間(1部屋)に1本ずつ使用します。

※ シルラボを運営している日立化成テクノサービス株式会社は、シグマアルドリッチジャパンが販売するパッシブサンプラーを用いた分析機関
として、国土交通省住宅局住宅生産課より公示されています。

パッシブサンプラーについて

 パッシブサンプラーには、拡散フィルターの中に特殊なシリカゲルや活性炭などの粉(吸着剤)が充填されています。吸引ポンプなどの専門機材を利用して空気中の化学物質を強制的に捕集する「アクティブ法」に対して、吊るすだけで静かに捕集することから「パッシブ法」、これに用いるサンプラーなので「パッシブサンプラー」と呼ばれています。パッシブ法では、物質が濃度の高い場所から低い場所に広がっていく現象(分子拡散といいます)を利用して、拡散フィルター内に入り込んだ化学物質を吸着剤に吸着させます。

サンプリングとはどのような手順で行うのか、次で詳しくご説明します。